From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Wed Aug 17 09:30:15 2016 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 08469BBD123 for ; Wed, 17 Aug 2016 09:30:15 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from dec.sakura.ne.jp (dec.sakura.ne.jp [210.188.226.8]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id C76971B61 for ; Wed, 17 Aug 2016 09:30:14 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from fortune.joker.local (123-48-23-227.dz.commufa.jp [123.48.23.227]) (authenticated bits=0) by dec.sakura.ne.jp (8.15.2/8.15.2/[SAKURA-WEB]/20080708) with ESMTPA id u7H9UBM2038219; Wed, 17 Aug 2016 18:30:11 +0900 (JST) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Date: Wed, 17 Aug 2016 18:30:11 +0900 From: Tomoaki AOKI To: freebsd-users-jp@freebsd.org Cc: maruyama@ism.ac.jp Message-Id: <20160817183011.cb0f3670b6b03c8e720c284c@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: References: <20160815171809.1d8c478cc186505182f66451@dec.sakura.ne.jp> Organization: Junchoon corps X-Mailer: Sylpheed 3.5.1 (GTK+ 2.24.29; amd64-portbld-freebsd11.0) Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit Subject: [FreeBSD-users-jp 95948] Re: =?iso-2022-jp?b?RHVhbCBib290IG9uIGR5bmFib29rTjUxKBskQiQ9GyhC?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJE4bKEIzIC0tIHNjZmIgZHJpdmVyKRskQkpkQi0bKEI=?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.22 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 17 Aug 2016 09:30:15 -0000 青木@名古屋です。 コメントが分岐した下保さん分と後先になりましたが...。 On Tue, 16 Aug 2016 09:36:05 +0900 maruyama@ism.ac.jp (丸山直昌) wrote: > 青木 様 > > 丸山です。色々お教え頂き、有難う。 > > まず報告ですが、この件は PC-BSD bug tracking system に登録しました。 > https://bugs.freenas.org/issues/16839 です。 > > ここではまず私の基本的なスタンスを説明しておく必要があるように思います。 > 私にとって、私の dynabookN51で touch screen を使えるようにすることは優先 > 課題ではありません。私にとって優先課題は PC-BSDのバグをなるべく減らすこ > と、PC-BSDハンドブックの適切でない記述があれば直させること、それによって > PC-BSDがより多くの人々にとって使いやすいものになることです。 納得できる話ではありますが、「これも標準配布物に含めて構成すれば より多くの人に使いやすくなるのに」ということの提案も重要と思います。  ※FreeBSDでも、その昔はインストール用カーネルはフロッピー1枚に   収めるという制約があったところ、そのサポートをやめてCD-ROM以上   でのインストール(ネットワークインストールの起動用もCD-ROM化)に   切り替えてから急激にGENERICカーネルが肥大化しましたが、これも   「吊るし」の状態で認識・使用できるデバイスを増やして「多くの人に   使い易いものにする」ことを狙った結果と認識しています。  ※カーネルには最小限だけ残して、自動認識で必要なモジュールを   読み込むようにしようという動きはありますが、それにしても、   モジュールはどんどん増えることになると思います。 > ここまで調べたことから推理する限り、PC-BSDの設計者は touch screen が > synaptics driver で動かせるという前提でPC-BSDを作っていることは間違いな > いので、まずはその前提が正しいとして、バグレポートをしたり、対策を考える > ことが私にとっての優先事項です。従って この点については、「まずは第1段階としてsynaptics単体で動作するもの だけでも何とかしよう」としたと考えた方が自然な気がします。 特に、それで動かないもののシェアがごく低ければ、限られたリソースでの 対応としては納得できる話ですし。  ※その場合、ドキュメントにその旨記載が欲しいですよね。 > > Mon, 15 Aug 2016 17:18:09 +0900 > Tomoaki AOKI writes: > > >synapticsドライバだと基本的にタッチパッド(スライドパッド,グライド > >ポイント,物によりクリックパッドとも)のドライバのような気がするの > >ですが、Touchscreenのサポートも含まれているのでしょうか? > > というご質問には、私は答えられません。私が断言できることは「PC-BSDの設計 > 者は、synapticsドライバにTouchscreenのサポートも含まれていると考えてシス > テムを作っている」ということだけです。でもこれは間違っているかも知れませ > ん。間違っているのなら、それが間違いだ、ということをPC-BSD設計者に知らせ > ることが私にとっての課題となります。 その点は了解です。 ただ、下保さんの投稿の方に付けたコメント(参照用のPR)のとおり、 実際に間違いという可能性(evdevも前提とすべき)もありますね。 忘れている可能性はあるものの、Koopも件のPRは認識している筈ですが。 > また > > >駄目元ですが、xf86-input-evdevを試してみるのはいかが? > > というのも、私は当面やってみようとは思いません。 > > 以下、恐縮ですが、私の立場で役に立ちそうなところだけつまみ食いしてお返事 > します。 > > >FreeBSDの/usr/src/sys/dev/usb/以下をgrepしてもTouchscreenの文字は > >引っかからないので、PC-BSDで独自に追加しているのではないかと思います。 > > PC-BSDは基本 FreeBSDであって、 /bin や /sbin の下を入れ替えたりはしてい > ません。いじっているのは /usr/local の下と、あとは設定ファイルだけです。 > この前書きましたが /etc/defaults/rc.conf はいじっているようです。 > /etc/devd.conf や /etc/devd をいじっても、 /sbin/devd を改変することはやっ > ていないはずです。kernel も通常の GENERIC kernelです。 portsについてはその限りでもない(過去、NetBSDのものに移行していた時期も あったと記憶しています)かと思います。 > > ※ELANというベンダー名はあります。 > > じゃなんで touch screen のデバイスができないのかな? 今回のELANのベンダIDが出ていないので「もしかしたら」ですが、 同名の別会社(IDは異なる)という可能性は否定できません。 実際、(厳密には英字表記では1字違いですが)米Logitech(日本法人のみ ロジクール)と日本のロジテック (Logitec)のようなケースもあります。 それに、ベンダIDがUnknownでもデバイスクラスが認識できればgenericな ドライバで認識/動作する場合もありますが、例えばFreeBSD/PC-BSDの カーネル側でタッチスクリーンのデバイスクラスに対応していなければ、 あとはwebcamd等でのLinuxドライバで何とかするしか...という状況に なるかと思います。  ※この段階で、evdevのサポートを必要とするもの/しないものがあって、   PC-BSDでは後者のみに対応しているのかもしれません。 憶測ですが。 > >> ら、/etc/X11/xorg.conf は無関係のはずで、本気で bug report が欲しいのな > >> ら/var/log/messages と /var/log/Xorg.0.log じゃないのかな? > > > >設定の競合の問題を確認したい(余計な設定が含まれていて > >50-synaptiX11/xorg.conf.dcs.conf の設定が正常に機能していない恐れがあ > >る)ということでは? > > /etc/X11/xorg.conf は、 PC-BSDでは、 > /usr/local/share/pcbsd/xorg-gui/bin/setupconf.sh が生成していて、ユーザ > が勝手に /etc/X11/xorg.conf を改変することは想定していません。ここはかな > り古い記述がそのまま残っているのか、或いはPC-BSD設計者の勘違いように思え > るのですが、、、。 これを見て何故xorg.confの提供を求められるのがが分かった気がします。 お仕着せのxorg.confが用意してあってそれをコピーするのでなく、 スクリプトで環境を認識してxorg.confを生成するのであれば、できて来る xorg.confはユーザの環境毎に違う内容になりますので、スクリプトでどの ように環境が認識されたかを知りたいということでは? > > ※/usr/local/etc/X11/xorg.conf.dの設定は動的なものかと思いますので、 > >  まずは(存在すれば)/etc/X11/xorg.conf,/usr/local/etc/X11/xorg.conf > >  とデフォルト値・自動検出値での静的な設定を行った上でそちらに流れる > >  のでは? > > それが「正解」かどうかは別として、少なくとも今のPC-BSDの設計者がそのよう > な考えでコーディングしているようには見えません。 改めて  https://www.freebsd.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/x-config.html を見直したところ、私の認識違いがありました。 /usr/local/etc/X11/xorg.conf.dの設定はxorg.confを項目毎に分割して 見通しを良くしただけのものと考えるべきのようです。(5.4.4.2項) 一体型と分割型のどちらが優先して使われるかは未だ頭が混乱していますが。 いずれにせよ、この部分はxorgの実装の問題です。 > > -------- > 丸山直昌@統計数理研究所 > -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI]