10.3. ディスクの名前付け

物理ディスクには主に二つの種類, IDESCSI がありますが, 他にも RAID コントローラによって提供されるものやフラッシュメモリなどがあります. これらのディスクの振舞いはかなり異なるため, それぞれにドライバーとデバイスがあります.

Table 10-1. 物理ディスクへの名前付け

ドライブの種類ドライブのデバイス名
IDE ハードドライブ4.0-RELEASE では ad, 4.0-RELEASE より前のものでは wd.
IDE CD-ROM ドライブ3.1-RELEASE 以降は acd, 4.0-RELEASE より前のものでは wcd.
SCSI ハードドライブ3.0-RELEASE 以降は da, 3.0-RELEASE より前は sd.
SCSI CD-ROM ドライブcd
その他の非標準的 CD-ROM ドライブミツミ CD-ROM は mcd, Sony CD-ROM は scd, 松下/パナソニック CD-ROM は matcd
フロッピードライブfd
SCSI テープドライブ3.0-RELEASE 以降は sa, 3.0-RELEASE よりも前では st.
IDE テープドライブ4.0-RELEASE 以降では ast, それよりも前のものでは wst.
フラッシュドライブ3.3-RELEASE 以降の DiskOnChip フラッシュデバイスは fla.
RAID ドライブmyxd は Mylex 用, amrd は AMI MegaRAID 用, idad は Compaq Smart RAID 用. これらは全て 4.0-RELEASE 以降. 3.2-RELEASE から 4.0-RELEASE までは id.

10.3.1. スライスとパーティション

物理ディスクは"危険な専用(原文はdangerously dedicated)ディスク"でない限り, 通常はスライスを含んでいます. スライス番号はデバイス名の後に続き, s という接頭文字が付きます. "da0s1" といった感じです.

スライスや"危険な専用 (原文はdangerously dedicated) ディスク"や他のディスクはパーティションを含んでおり, パーティションは a から h までの文字で表現されます. b はスワップパーティション用に予約されており, c はスライスもしくはドライブの全体を表わす未使用パーティションです. このあたりのことは Section 10.5> で解説します.