From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Mon Sep 7 05:08:31 2015 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 6B1659CC74F for ; Mon, 7 Sep 2015 05:08:31 +0000 (UTC) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: from amogha.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) (using TLSv1 with cipher DHE-RSA-AES256-SHA (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 192DC7F5 for ; Mon, 7 Sep 2015 05:08:30 +0000 (UTC) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: from indra.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) by amogha.ism.ac.jp (8.14.3/8.14.3) with ESMTP id t8758MFT077857; Mon, 7 Sep 2015 14:08:22 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: (from maruyama@localhost) by indra.ism.ac.jp (8.14.9/8.14.9/Submit) id t8758M8o017390; Mon, 7 Sep 2015 14:08:22 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) X-Authentication-Warning: indra.ism.ac.jp: maruyama set sender to maruyama@ism.ac.jp using -f From: maruyama@ism.ac.jp (=?iso-2022-jp?B?GyRCNF07M0Q+PjsbKEI=?=) To: freebsd-users-jp@freebsd.org In-Reply-To: (maruyama@ism.ac.jp) Organization: =?iso-2022-jp?B?GyRCRX03Vz90TX04JjVmPWobKEI=?= Reply-To: maruyama@ism.ac.jp Date: Mon, 07 Sep 2015 14:08:22 +0900 Message-ID: MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Subject: [FreeBSD-users-jp 95604] Re: grub-install (gpart bug?) X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.20 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Mon, 07 Sep 2015 05:08:31 -0000 統計数理研究所の丸山です。 やっぱり違うような気がしてきました。 Fri, 04 Sep 2015 10:14:09 +0900 maruyama@ism.ac.jp (丸山直昌) writes: >% gpart show ada0s4 >=> 0 550678464 ada0s4 BSD (263G) > 0 546549760 1 freebsd-zfs (261G) > 546549760 4096000 2 freebsd-swap (2.0G) > 550645760 32704 - free - (16M) これ、 zfs の領域を start address 0 で取っていますが、これ大丈夫かな? ufsは伝統的に最初の8セクタは使わないので、start address 0 の ada0s4a に ufsファイルシステムを作っても ada0s4の BSD-labelと衝突しませんが、 zfs ではどうでしょう?zfsに詳しい方のご意見を伺いたい。 なお https://bugs.pcbsd.org/issues/11341 にこの問題を書きました。 -------- 丸山直昌@統計数理研究所 From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Wed Sep 9 05:44:20 2015 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id C84DF9CD6BA for ; Wed, 9 Sep 2015 05:44:20 +0000 (UTC) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: from amogha.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) (using TLSv1 with cipher DHE-RSA-AES256-SHA (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 753BD1F3B for ; Wed, 9 Sep 2015 05:44:19 +0000 (UTC) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: from indra.ism.ac.jp (amogha.ism.ac.jp [133.58.120.10]) by amogha.ism.ac.jp (8.14.3/8.14.3) with ESMTP id t895iBAG004949; Wed, 9 Sep 2015 14:44:11 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) Received: (from maruyama@localhost) by indra.ism.ac.jp (8.14.9/8.14.9/Submit) id t895hGYV053489; Wed, 9 Sep 2015 14:43:16 +0900 (JST) (envelope-from maruyama@ism.ac.jp) X-Authentication-Warning: indra.ism.ac.jp: maruyama set sender to maruyama@ism.ac.jp using -f From: maruyama@ism.ac.jp (=?iso-2022-jp?B?GyRCNF07M0Q+PjsbKEI=?=) To: freebsd-users-jp@freebsd.org In-Reply-To: (maruyama@ism.ac.jp) Organization: =?iso-2022-jp?B?GyRCRX03Vz90TX04JjVmPWobKEI=?= Reply-To: maruyama@ism.ac.jp Date: Wed, 09 Sep 2015 14:43:03 +0900 Message-ID: MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Subject: [FreeBSD-users-jp 95605] =?iso-2022-jp?b?V2luZG93cyA4LnggGyRCJEgbKEIgUENCU0QbJEIkTiVeGyhC?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJWslQSVWITwlSBsoQihnZW9tIBskQiRIGyhCIGJvb3QgY29kZSk=?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.20 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Wed, 09 Sep 2015 05:44:20 -0000 統計数理研究所の丸山です。 8月中に相談申し上げた Windows 8.x と PCBSDのマルチブートの件ですが、その 後色々わかったので、報告しておきます。私が使ったマシンは 東芝 dynabook N51 型番: PN51NGP-NHA Model No: PSKVLN-00300F というノートパソコンですが、まず重要な事として、これに載っているグラフッ クチップが xorg の intel driver でサポートされていない、という問題があり ます。この事がどのような影響を持つか、8月の時点では、私は気が付いており ませんでした。また >PCBSDのインストーラーが UEFIブートには対応してい >ない と書いたのは私の誤解で、最近のRelease では PCBSDのインストーラーはUSBメ モリ起動でも、DVD起動でも、UEFI, CSMの両方のモードに対応しています。とこ ろが、私にとっての問題は、 UEFIモードで起動した場合にはxorg サーバーが vesa モードでは動かないという事実です。これに関しては、例えば https://forums.freebsd.org/threads/cant-start-xorg-any-more.49508/ に書いてあります。従って私の dynabookN51では - CSMモードでPCBSDインストーラーを起動すると正常に(vesaドライバで)動いて、 最終的にPCBSDはインストールできる - UEFIモードでPCBSDインストーラーを起動すると、Xの起動でコケてしまって、 グラフィックインストーラーは動かず、他の方法でFreeBSDのインストールが できたとしても、UEFI起動する限りは、そのFreeBSDではXは動かせない(勿論 PCBSDは動かせない) ということになります。そのような理由で、 >これで、一応 Windows8.1 と PCBSD9.2(RC1 2015/8/4)の両方がディスクに入り、 >どちでも起動できるようになるのですが、面倒なことにこれだけでは、UEFI起動 >モードではWindows8.1が立ち上がり、CSMブートモードではPCBSDが立ち上がる、 >という状態になります。つまりWIndows8.1と PCBSDを切り替えるのにrebootの他 >にBIOS設定変更によるブートモードの変更も必要ということになります。 という状態が、実は「最善」であって、それ以上どうあがいても、 dual bootは 簡単にはならない、と考えざるを得ません。 Windows の bcdedit で悪戦苦闘し ても決して報われないということらしいです。私が今持っているマシンで実験で きるのはここまでです。 Windows 8/10 pre-installed で、 xorg がサポートしているグラフィックチッ プを搭載しているマシンをお持ちの方がPCBSDの最新版のインストールをお試し 頂いて、レポートして頂けると嬉しいと思います。私は今年度中にそのようなマ シンが買える見通しは残念ながらありません。 未確認ながら、PCBSDインストーラーのdesign goalは、「Windows が存在してい るdiskの空き領域にPCBSDをインストールした場合には、grubを使って自動的に dual boot環境を構築する」ということらしく、「bcdeditを使った設定」は不要 ということらしいです。つまり、上記のようなマシンをお持ちの方は 1. Windows 領域を縮小する(これは Windowsのコントロールパネル/システムと セキュリティ/ディスクの管理 でできる) 2. 高速ブートモードを解除して再起動し、F2を押してファームウェア設定画面 に入り、起動優先順位の最上位をUSBメモリスティック(DVDドライブ)にし、セ キュアブートを無効にしておく(UEFIブートモードはそのまま) 3. PCBSDインストーラーのUSBメモリスティック(DVDドライブ)を装着して起動 4. インストーラーの指示に従って、1で作った空き領域にインストールする という手順で、grubを使った dual boot環境はできる、という建前らしいです。 ただしこれは「建前」であって、どれだけバグが取れているか、わかりません。 (grubの主要部分が PCBSDのファイルシステムの中にあるので、将来 PCBSDを de-install すると、Windowsまで起動できなくなってしまうことは要注意。勿論 回復手段はあると思いますが。) Windows7マシンでも、2のところはちょっと違いますが、基本的に3,4の手順で Windows7/PCBSDのdual boot環境はできる建前です。ところがこれにかなりみっ ともないバグがあって、今日現在でまだ解消していません。 https://bugs.pcbsd.org/issues/10904 https://bugs.pcbsd.org/issues/11341 で、この一ヶ月間改善を求めていますが、なかなか苦労しています。「早く何と かしてくれー!」と言いたい気分。 -------- 丸山直昌@統計数理研究所