From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Thu Jul 14 15:57:32 2016 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 8A8B1B984EA for ; Thu, 14 Jul 2016 15:57:32 +0000 (UTC) (envelope-from ginga@ginganet.org) Received: from athena.ginganet.org (202x210x243x26.ap202.ftth.ucom.ne.jp [202.210.243.26]) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 35E0D1498 for ; Thu, 14 Jul 2016 15:57:31 +0000 (UTC) (envelope-from ginga@ginganet.org) Received: from athena.ginganet.org (localhost [127.0.0.1]) by athena.ginganet.org (Postfix) with ESMTP id 6AEAE1130D for ; Fri, 15 Jul 2016 00:57:30 +0900 (JST) X-Virus-Scanned: amavisd-new at ginganet.org Received: from athena.ginganet.org ([127.0.0.1]) by athena.ginganet.org (athena.ginganet.org [127.0.0.1]) (amavisd-new, port 10024) with ESMTP id t48nRXTEbtwt for ; Fri, 15 Jul 2016 00:57:24 +0900 (JST) Received: by athena.ginganet.org (Postfix, from userid 5003) id B11B011308; Fri, 15 Jul 2016 00:57:24 +0900 (JST) Date: Fri, 15 Jul 2016 00:57:24 +0900 From: KAWAGUTI Ginga To: freebsd-users-jp@freebsd.org Message-ID: <20160714155724.GF2499@ginganet.org> MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Disposition: inline In-Reply-To: <20160714185401.e2060a68e5b9d2faaa667bd1@dec.sakura.ne.jp> <20160714.145915.1032858532722669505.hrs@allbsd.org> User-Agent: Mutt/1.5.21 (2010-09-15) Subject: [FreeBSD-users-jp 95870] Re: =?iso-2022-jp?b?aW5zdGFsbGVyIFpGU1Jvb3QbJEIkRyRONS9GMEBfGyhC?= =?iso-2022-jp?b?GyRCRGobKEI=?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.22 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Thu, 14 Jul 2016 15:57:32 -0000 川口です 佐藤さん,青木さん解説ありがとうございます In Thu, Jul 14, 2016 at 02:59:15PM +0900, Hiroki Sato wrote: > MBR を解釈する BIOS には、パーティションに > Active フラグが立っていないと起動可能なメディアとみなさず、 > 起動できないものが存在するようです。 > おそらく、それに引っかかったのではないかと思います。 なるほど,それっぽいです (今回書いてない部分では,他所の起動HDD持ってきても 動くもの・動かないものがあったり,いろいろ「?」な挙動だったのですが, いろいろ引っかかっていたものが大体符合する気がします) > BIOS + GPT の時にはインストール時に PMBR が書かれて、そこには > ディスク全体をカバーするひとつの大きなパーティションがあるかのような > 情報が書かれています。Active フラグは EFI が使わないので > 普通は立てません。 > > 大半の BIOS 実装は、Active フラグがなくても起動してくれます。 > Active が立ってないと起動しない BIOS の場合は、 > インストーラから +Active 付きの選択肢を選ぶ必要があります。 > このフラグを立てると、EFI で起動する時に > 今度は EFI 側が GPT パーティションを認識しなくなったりと > 弊害があるため、デフォルトでは立てていません。 なるほど... > 実はインストーラには該当する機種名のリストを入れてあり、 > 次に該当する場合にはデフォルトで Active を立てる選択肢が > 選ばれるようになっています。 > 今の最新のソースにあるリストは次のとおりです。 > > - Dell Latitude E7440, E7240, Precision Tower 5810 > - Hewlett-Packard HP ProBook 4330s > - Intel Corporation DP965LT, D510MO > - Acer Veriton M6630G > > これ以外で起動しない場合には、レポートをあげていただけると > 機種名を追加できます。 GPT + Active (BIOS)でインストールして起動する, ただし,activeフラグを消すと起動しなくなる, というような動作が確認出来たら報告せよ,ということですね. 今すぐはちょっとアレですが問題の機械を 本格運用する前に一度試して報告しようと思います # なんとなく,HP Z840が該当するなら兄弟機のZ640,Z440辺りも # 同じなんじゃないのかな,という気はします In Thu, Jul 14, 2016 at 06:54:01PM +0900, Tomoaki AOKI wrote: > > 改めて確認したところ,この「Partition Scheme」の > > 選択肢は(10.3Rでは)以下の5通りです > > * GPT (BIOS) > > * GPT (UEFI) > > * MBR (BIOS) > > * GPT + Active (BIOS) > > * GPT + Lenovo Fix (BIOS) > > この中で、FreeBSDに限らず本来OSのインストーラがサポートすべき最低限は > > MBR (BIOS) -- 所謂Legacy BIOS用 > GPT (UEFI) -- UEFI用 > > の2つだけで、他は本来邪道です。 ありがとうございます 以降の説明含めGPT周りの事情が分かりました 乱暴にまとめると,UEFIへの移行が思いのほか順調にいかずに GPTだけ2TB事情で先に活用されはじめてしまった副作用,という 感じですかね > ここで、MBRに書き込むBOOTCODEを、GPTを解して次段のものを探し、読み > 出せるものにしてしまえば、UEFI対応でなくとも(GPTを理解する)OSを > 起動できるわけで、これがGPT (BIOS)です。 基本的にOS側で対応ローダを > 用意する必要がある(BIOSベンダお仕着せのものではできない)ため、 > 標準ではないのです。 > > ここまで来て問題になるのが、MBRのActiveフラグの扱いです。 > これはMBR時代には必須となっていた訳ですが、GPT用のPMBRでは使わないことに > なっています。 世代間の隙間と言うか... > > さらに当然ながら(?),virtualbox では起動するので > > やはり機種固有の問題(当方がPC側BIOSの設定を間違えている,というパターン含む), > > かもしれません. > > 機種固有の問題と思います。 > 佐藤さんご指摘のように、もし+Activeなら起動できる場合、ブラックリストに > 追加してもらう価値が高いと思いますが、いまさら難しいですよね? いずれ報告できると思います -- ∧∧ Zzz.. (- - )⌒⌒⊇〜 川口 銀河 ############## ginga-freebsd@ginganet.org