From owner-freebsd-users-jp@freebsd.org Sun Jul 10 10:09:18 2016 Return-Path: Delivered-To: freebsd-users-jp@mailman.ysv.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2001:1900:2254:206a::19:1]) by mailman.ysv.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id E3BD3B83EBE for ; Sun, 10 Jul 2016 10:09:18 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from dec.sakura.ne.jp (dec.sakura.ne.jp [210.188.226.8]) (using TLSv1.2 with cipher ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 (256/256 bits)) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 91794138C for ; Sun, 10 Jul 2016 10:09:18 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from fortune.joker.local (123-48-23-227.dz.commufa.jp [123.48.23.227]) (authenticated bits=0) by dec.sakura.ne.jp (8.15.2/8.15.2/[SAKURA-WEB]/20080708) with ESMTPA id u6AA9GLx045255; Sun, 10 Jul 2016 19:09:16 +0900 (JST) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Date: Sun, 10 Jul 2016 19:09:15 +0900 From: Tomoaki AOKI To: freebsd-users-jp@freebsd.org Message-Id: <20160710190915.8f6f2e783968776faf70d8e4@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: <20160705.094217.666939339706019627.moto@kawasaki3.org> References: <20160704224609.024F.60E52F2C@yahoo.co.jp> <5D273A96BAD44D8AA35AA9E718200952@FMV> <20160705.094217.666939339706019627.moto@kawasaki3.org> Organization: Junchoon corps X-Mailer: Sylpheed 3.5.0 (GTK+ 2.24.29; amd64-portbld-freebsd11.0) Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 7bit Subject: [FreeBSD-users-jp 95844] Re: =?iso-2022-jp?b?bmV0IGJvb3QgJiBkaXNrbGVzcyAmIGlwZncgPSA=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJVUlaiE8JTohKRsoQg==?= X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org X-Mailman-Version: 2.1.22 Precedence: list List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Unsubscribe: , List-Archive: List-Post: List-Help: List-Subscribe: , X-List-Received-Date: Sun, 10 Jul 2016 10:09:19 -0000 もじもじ様・川崎様 青木@名古屋です。 未だ誰からもツッコミが入りませんので...。 On Tue, 05 Jul 2016 09:42:17 +0900 (JST) moto kawasaki wrote: > > 川崎です。こんにちは。 > > on Mon, 4 Jul 2016 23:08:41 +0900, "IIJIMA Hiromitsu" wrote: > > delmonta> いいじま@二度目の大学生です。 > delmonta> > delmonta> > ただ、 > delmonta> > ・ネットブート > delmonta> > ・ディスクレス > delmonta> > です。 > delmonta> > DHCP サーバから、pxeboot のエントリ貰って、そこからカー > delmonta> > ネルをロードしています。 > delmonta> > その後、ipfw + "open" で固まります・・・・ > delmonta> > タイミング的に、NFS のマウント後に ipfw で close->open > delmonta> > の隙間に、ログが書き込めなくてガッチリホールド、とかあり > delmonta> > 得るんでしょうか? > delmonta> > ctl+alt+del すら効かなくなります・・・・ > delmonta> > delmonta> 素人考えですが、ipfwがNFSのパケットを遮断してしまって、起動前にこなす > delmonta> ひとになっているwrite()システムコールをインターバルなしで永久に繰り > delmonta> 返そうとしている、とか? > delmonta> 仮想マシンをその場所に設置して、CPU負荷を見てみたいところです。 > > きっとこれですよね。 > > /boot/loader.conf に net.inet.ip.fw.default_to_accept=0 と書く(*)か、 > または、 https://www.freebsd.org/doc/handbook/firewalls-ipfw.html > にあるような options を入れて再コンパイルしてますか?(特に > IPFIREWALL_DEFAULT_TO_ACCEPT) > > /etc/rc.conf に firewall_type="OPEN" と書くと、nat 回りの設定があれば > それはやるけど他のルールは一切入れないようなので、ipfw の default の全 > パケット拒否が有効になっているような気がします。 > > (*) man ipfw の LOADER TUNABLES 参照 stable/10とstable/11だと、/etc/rc.firewallの189〓192行めで 全通にするルールが設定されていますよ。 具体的な設定部分は  ${fwcmd} add 65000 pass all from any to any になっています。 それよりも気になるのが、PXEブート等のネットワークブートは未経験のため 仕組みを理解していませんが、ローカルの起動と同様なら  ローダの読み込み  →少なくとも/bootだけは存在する起動用パーティション読み込み  →/boot/loader.confの設定(又はデフォルト)に従ってtunable設定  →同様にカーネルとモジュールを読み込み  →同様に/をリマウント  →リマウントされた/(以下同じ)の/sbin/initを起動  →initからrcを実行し、そこからrc.conf等の処理を起動  →rc.conf等の指定に従って/etc/rc.firewall等の処理を起動 という流れになります。 ネットワークブートの場合に/のリマウントが 無いのであれば、最低限起動に必要なディレクトリはPXEで読み込まれる パーティションに揃っていないとアウトという気がします。 また、/etc/rc.d/でipfwからREQUIREされるものを目視で辿っていっても mountcritremoteにたどり着きません。 NFS関連はこのmountcritremoteで 処理されるため、ipfw関連の処理でNFSシェアへのアクセスが必要になった 瞬間にアウトになりそうです。(見落としていたら申し訳ありません) そこでもうひとつ気になるのが、/tmpや/varがどうなっているかです。 ネットワークブートの場合、起動用イメージは(セキュリティや管理上) readonlyの運用が基本と推測しますが、下記はどうなっていますか?  ・/tmpはmfsになっているか(下記のいずれか)    ・rc.confでtmpmfs="YES"になっている    ・上記未設定のままでfstabやZFSデータセットで/tmpが設定されて     いない  ・/varはmfsになっているか(下記のいずれか)    ・rc.confでvarmfs="YES"になっている    ・上記未設定のままでfstabやZFSデータセットで/varが設定されて     いない もし/tmpや/varがNFSシェアに設定されているとipfw絡みのログ等を書き込もう とした時点でマウントが完了していないとアウトですが、/tmpや/varの中身が 再起動時に消失して問題なければ、tmpmfsやvarmfsの使用を考慮する価値が あるかと。 設定については/etc/defaults/rc.confを参照して下さい。  ※/var/db等、ipfwの起動時点で不要かつ消失しては困る(他サービスの   起動時に参照したい)個別のディレクトリについてはfstabでNFSマウント   する、/var/logは極力syslogサーバを立ててそちらに飛ばしつつ、飛ばせ   ないものは何らかの手段でNFSシェアに一方通行で同期するようにせざるを   得ませんが...。 > > -- > moto kawasaki > > _______________________________________________ > freebsd-users-jp@freebsd.org mailing list > https://lists.freebsd.org/mailman/listinfo/freebsd-users-jp > To unsubscribe, send any mail to "freebsd-users-jp-unsubscribe@freebsd.org" > -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI] junchoon@dec.sakura.ne.jp