FreeBSD を入手して実行する方法は、環境に依存します。 以下のようにさまざま方法が用意されています。
ダウンロードして仮想環境にインストールするための仮想マシンイメージ。 これらのイメージは、FreeBSD を入手する ページからダウンロードできます。 仮想マシンのイメージとして KVM (「qcow2」), VMWare (「vmdk」), Hyper-V (「vhd」) および広くサポートされている raw デバイスイメージが用意されています。 これらはインストール用のイメージではなく、 すでに設定済みの (「すでにインストールされた」) インスタンスで、すぐに起動して、 インストール後の作業を行うことができます。
Amazon AWS Marketplace, Microsoft Azure Marketplace および Google Cloud Platform において、 それぞれのホスティングサービスで実行可能な仮想マシンイメージを利用できます。 Azure での FreeBSD のデプロイについての詳細な情報については、 Azure Documentation の関連する章をご覧ください。
Raspberry Pi または BeagleBone Black といった組み込みシステム用に、SD カードイメージが用意されています。 これらのイメージは、 FreeBSD を入手する ページからダウンロードしてください。 これらのファイルをダウンロードしたら、展開し、 ボードが起動するように raw イメージとして SD カードに書き込んでください。
FreeBSD を通常のデスクトップ、ラップトップ、 サーバシステムのハードディスク上にインストールするためのインストールイメージ。
この章では、4 番目のケースに関連して、 テキストベースの bsdinstall と呼ばれるインストールプログラムの使い方について説明します。
この章で記載されているインストールの手順は、 i386™ および AMD64 アーキテクチャを対象にしています。 必要に応じて、他のプラットフォームに特有の手順についても明記しています。 インストーラとこの文書で記載している内容には、 いくらかズレがあることがありますので、 この章を正確で忠実な手順書としてではなく、 一般的なガイドとしてご利用ください。
グラフィカルなインストーラで FreeBSD をインストールしたいと考えているユーザは、 FuryBSD, GhostBSD もしくは MidnightBSD に興味を持たれるでしょう。
この章では、以下について説明します。
最小ハードウェア要件、および FreeBSD が対応しているアーキテクチャについて。
FreeBSD インストールメディアの作り方。
bsdinstall の起動方法。
bsdinstall が聞いてくる質問がどのような意味であり、 またどのように答えれば良いか。
インストールに失敗した時の問題の解決方法。
インストールを確定する前に、 FreeBSD の live 版へアクセスする方法。
この章を読む前に、以下のことを確認して下さい。
インストールしようとしているバージョンに付属しているサポートハードウェア一覧を読み、 システムのハードウェアがサポートされているかどうかを確認して下さい。
本文書、および他の文書は https://download.freebsd.org/ftp/doc/ からダウンロードできます。
FreeBSD に関する質問がある場合には、
ドキュメント を読んだ上で
<questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。
本文書に関する質問については、
<doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。