sysctl(8) は稼働中の FreeBSD システムに変更を加えるためのインタフェイスです。 これには経験を積んだ管理者用の TCP/IP スタックや 仮想メモリシステムのパフォーマンスを劇的に改善する 先進的なオプションが含まれます。 500 を越えるシステム変数を sysctl(8) で読んだり セットしたりできます。
本質的には sysctl(8) の機能は次の二つ、 システムの設定を読むことと変更することです。
読み取り可能なすべての変数を表示するには以下のようにします。
%
sysctl -a
個々の変数、たとえば
kern.maxproc
を読むには以下のようにします。
%
sysctl kern.maxproc
kern.maxproc: 1044
特定の変数をセットするには、直感的な文法
変数
=値
を使ってください。
#
sysctl kern.maxfiles=5000
kern.maxfiles: 2088 -> 5000
sysctl 変数の値は通常、文字列、数値、真偽値のいずれかです。
(真偽値は yes の場合には 1
で no の場合には
0
です)。
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