FreeBSD は、 ユーザーおよび貢献者が世界中に分散したプロジェクトです。 そのため、FreeBSD は多くの言語への地域化に対応しており、 ユーザは、英語以外の言語を見たり、入力したり、処理したりできます。 中国語、ドイツ語、日本語、韓国語、フランス語、ロシア語、 ベトナム語など、主要な言語のほとんどから選ぶことができますが、 これらに限定されるわけではありません。
internationalization は、i18n
と短縮して表記されます。
これは internationalization
の最初と最後の間の文字数に由来します。
L10n も同じ命名法を用いて
localization
を縮めたものです。
i18n/L10n された
(すなわち国際化/地域化された) 手法、プロトコル、アプリケーションは、
自分達の好みの言語を使うことを可能にしてくれます。
この章では、FreeBSD の国際化 (internationalization) と地域化 (localization) 機能について解説します。 この章では、以下の分野について説明します。
ロケール名がどのように定義されるか。
ログインシェルでロケールを設定するにはどうするか。
コンソールを英語以外の言語用に設定するにはどうするか。
様々な言語で Xorg を設定するにはどうすればよいか。
国際化 (i18n) されたアプリケーションの見つけ方。
特定の言語に設定するための情報はどこにあるか。
この章を読む前に、以下のことを理解しておく必要があります。
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